[まとめ] 新しいPayPalのAPIでできること

2013年11月22日

2013年上旬にリニューアルした、PayPal API。
sandboxのI/Fから、サンプルAPIまでがらっと変わりました。それ以前のAPIも当面もサポートするとのことですが、いつまでも使い続けるのは不安・・・という気持ちもありつつ、日本語ドキュメントがなかったので、新しくなったPayPal APIでは何ができるかをまとめてみました。

 

Mobile SDK

私はスマホアプリは今のところ開発していないので詳しくはみておりませんが、iOS、androidのアプリ開発に使うAPIです。

1)ユーザーからのPayPalでの支払いを受けることができる
2)PayPalでの支払いについての処理(返金とか)
3)支払い証明の発行ができる
 
等があるそうです。ちなみに、昔からの悩みなのですが、基本PayPalってガラゲーで決済できないんですよね・・・。
 
 

Rest APIs

APIリニューアルの時に話題を呼んだ、Rest APIs。twitterやtwilioもRest形式なので、ちょっとしたブームというか今後の主流形式になるんですかね。
PayPalでは、Rest APIsを使うと、何と、ユーザーがPayPalを使わずに、クレジットカード直接決済ができる!クレジットカード決済周りを完全オリジナルで実装できる!!しかも、PayPal側にクレジットカード情報の保存もできるし、今までのこちらのDBにクレジット情報を保存しないという利点は残すことができる!!
 
・・・ただ、問題は、日本はクレジットカード直接決済の対象外国です。アメリカとかカナダでは実装できるそうです。なので、無用の長物となりそうなAPIです。悲しすぎる。
日本でこれを実装しようと思うと、WebPayが現実的ですね。
 
 

Classic APIs

以前のPayPal APIで出来た機能を整理して、よりパワフルにした感じのClassic APIsです。サンプルコードがGitHubで整理されてるのが今どきだなとか、見やすいな、と思いながら整理すると、以下の9つに分かれます。変数名の付け方はいぜんのを継承してますが、ファイル構成とか全然違うので、別物としてみた方が早いです。
 

1.Adaptive Payments

Zusaarとかで使われている、1人の支払者からの支払いを複数で分割して受け取るAPIです。

・お客さんの支払いを自分のじゃなくて他人の口座に入金させることができたり
・自分の口座から他人の口座への送金ができたり
・一回の支払いで複数の口座への支払いができたり(Parallel Payments)
・複数の口座への支払いをいったん自サービスが受け取ってから処理する事ができたり(Chainned Payments)

することができます。銀行っぽい挙動をさせることができるので、これから可能性大きいんじゃないでしょうか。
 
こちらから、詳細やソースをみることができます。

2.Adaptive Accounts

PayPalアカウントの操作ができるAPIです。ユーザーをみてると、アカウント作成で諦める人が多い感じですので、こっちで日本人向けI/Fで作ってしまう方がいいのかもしれませんね。
 
こちらから、詳細やソースをみることができます。

3.Invoice

請求書や領収書を作れるAPIサービス。PayPal決済したら、領収メールがくるからそれでいいじゃんと思うのですが、個別に発行してくれという問い合わせはちょこちょこありますので、こういうのを使って請求領収周りを作ってしまうのはいいですよね。
 
こちらから、詳細やソースをみることができます。
 

4.Permissions

あまり使うことがあるかわからないのですが、他人のアカウント操作の許可を求めることができます。例えば、Adaptive Paymentsで利益を配分したはいいけど、返金処理する必要が出た!という時に、配分した相手にPermissionsをもらうと、こちらで返金処理することができます。
一歩間違ったら結構乗っ取りとかできてしまうアプリですよね。もちろん、相手方の承認が必要ですー。
 
こちらから、詳細やソースをみることができます。
 

5.Merchant

こちらが、一番一般的なPayPalのAPIになります。一回の決済処理(エクスプレスチェックアプト)や、定期課金といったことができます。
 
こちらから、詳細やソースをみることができます。
 

6.Button Manager

PayPalでログインすると、決済ボタンなどを作ることができますが、それをAPIで可能にするらしいです。どういったためにあるかよく分からないのですが、PayPalの挙動が重いことを考えると、こっちで作りたいというユーザーもいるのでしょうか。
 
こちらから、詳細やソースをみることができます。
 

その他

7.Payflow Gateway
8.Payments Pro
9.Windows 8 SDK
というアプリもあるのですが、あまり使わなそうなので割愛で。iframeの中にPayPal画面出したり、Windows8アプリを開発したりとするのに使うらしいのですが、ちょっとマニアックな部類かなー、と。
 
 

まとめ

ネット決済をオリジナルで実装するというのは、案件単価も高いですし、オリジナルアプリ開発でもひとつの武器になりますので、ぜひ使いこなしたいところですよね。
いろいろ遊んでみてくださいませ。
 

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