【tipsysはなぜ、特別なのか】アプリ開発を変える公開プロジェクト参加プロセス

こんにちは、榊原です。
今回はプロジェクトマネジメントについてまとめようと思います。この記事は、tipsys.me開発プロジェクトのPRの一環で、「チームメンバーで、同じテーマについて違った目線で書こう!」ということで執筆しています。ですので、「なぜ、特別なのか」なんていう大上段なタイトルは私がつけたわけではありません。

 

OverView

tipsysってどんなプロジェクトかはtogetter.comをみるのが手っ取り早いのですが、簡単にいうと、私が@tokyosisters69さんの「女性同士のマッチングアプリが欲しい」というツイートに対して迂闊にも「それって作れそう」とリプライしてしまったのが発端で、ハイブリッドアプリをつくることになったものです。
異性をマッチングするものは世の中に数多あるのですが、同性の交友を全くつながりのない中から「同じ目的」というだけでつなぐアプリってそういえばないんですよね。「あの焼き鳥屋さんにいきたいけどひとりじゃないけない」とか「合コンメンバー足りないから一緒にいこ」とか。

それって面白いんじゃないかなと思ってしまったのです。やはり迂闊。

といいつつも、せっかくアプリ開発をするんだったら、今まで考えてきた新しいマネジメント、プロセス管理を導入してみようかと、以下の3つの軸をベースにした開発を進めていますので、そのことについてご紹介します。
 

1. ユーザー参加型

ユーザ参加型開発は、オンラインゲームをはじめとして数多ありますが、今回はもっと前提になる部分で「クライアント(@tokyosisters69)と開発者(私)」という関係を打破するのが最初に考えたことでした。
常々、クライアントと制作者の関係って不毛だなと思うことが多いんです。例えばweb制作でデザインの基調色ひとつとっても「結局は、クライアントの好みによって決まることが多い」。ペルソナの策定やら、ユーザの利用シーンの設定をしたところで、クライアントも人ですから「金も出してるんだから、自分が好きなものが作りたい」わけなのです。
でも、それは「ユーザのためになる開発体制なのか」と考えると、私的にはクエッションマークが立つ関係性。もちろんお仕事でそういうのも請けたりしているのですが、今回は違う関係性をつくりたいなと思いました。

そこで、発案者の@tokyosisters69には、プロジェクトチームに「PR、マーケティング」という役割で参画してもらいました。クライアントという立場で承認であったり確認プロセスを担うのではなく、完全にチームメンバー。

また、もうひとつは、今回、制作に関わる金銭の一切を受け取っておりません。これについては賛否あると思うのですが、クライアントをチームメンバーに引き入れた地点で、ある程度の公平性を担保すべきだと思っているのです。メンバーのひとりはお金をだしていて、他のメンバーはお金をだしていない、となると、当然発言力に反映されます。
ですので、最初に「このプロジェクトで儲かったら、利益比率をこうやって分けよう」と提案させていただきました。プロジェクト貢献度によるレベニューシェア形式です(なので、tipsysは何かしらで収益化の軸はつくる予定です)。

以上の体制で、クライアントであり、発案者であり、またトップユーザになる予定であった@tokyosisters69をチームメンバーにしてしまうのが、今回のマネジメントのひとつの軸です。
 
・・・・・・大丈夫かな、↑のこと、本人にいってなかったけど気づいてるよね。ブログ書いたことによってプロジェクト崩壊、とかになったら笑うに笑えない。

2. プロセス公開

2つ目の軸は、「プロセス公開」です。
アプリは、多くは非公開で制作され、テスト段階、もしくは完成直前でパブリックになります。これはノウハウ・アイディアのパクリとか、プロジェクトが頓挫した時の悪評批判とか、そもそもテスト段階に至らないと見せるものがない!という切実な事情があるのは重々承知なのですが、もう今回は全部パブリックにしてしまおうと。
 
といいますのも、いまいちアプリ制作は「制作会社にたくさんのお金を支払って、完成品をもらう」以上のやり方が知られていません。
けれど、そういう状態だと、大当たりもあるかもしれないけど、大外れもあるかもしれない。というか、一定のお金を持っている人しかアプリがつくれないという業界の閉鎖性につながってしまい、まぁ行き着く先は衰退ですよね・・・。
で、それを打破した面白い事例が建築業界におけるDIYで、今まで建物に手をいれる(壁紙はもちろんのこと、断熱性能やらキッチンの入れ替えなど)はプロフェッショナルの仕事でした。しかし、DIYが流行った結果、そういう事例を知っただけの素人が手をだし、プロがいるとありえない低予算で、しかも自分がつくりたいものをつくりあげるようになりました。
 
アプリ制作にも同じようなことを起こせないかと、今回、プロセスとノウハウは全て公開させてもらっています。また、そのこと自体が、tipsysがメディア的一面を持つことになり、ユーザの期待を高めたり、フィードバックを拾ったり、また広報にも役立つはず!
 
今後もプロセス・ノウハウは公開していくので、乞うご期待!(執筆する時間をどこでとるか・・・)
 

3. Twitter発

OverViewで前述したように、tipsysをつくりはじめたきっかけはTwitterです。
で、Twitterの特徴って何だろうと考えたら、思いついたのが「時間軸」だったのです。なんか、今後ユーザの趣味趣向によってタイムラインの表示を操作する、といった発表はされていますが、少なくても今は時間軸によって短文の情報が投稿され、集約され、配信されるのがTwitterのメイン機能です。
 
ということは、プロジェクトの時間軸と、Twitterの時間軸を同期させると、面白いのではないかと考えました。
有志によるリモート開発で起きがちなトラブルというと、明らかに「停滞」です。ある程度はディレクターがそれを防ぐにしても、各個人のモチベーションとそこから起きる、進捗割合、貢献度割合を業務と同様に管理することには限界があります。なので、Twitterに、というか、プロセス公開とひも付けて、Twitterユーザにカバーしてもらおうかなと。モチベーションなんて、承認欲求にダイレクトに紐ついてるものなんですから、Twitterユーザに「期待してる」とか「すごい!」とかいってもらったらほいほいとモチベーションが高まるはず。
 
そういうことで、常にプロジェクトはTwitterと紐つけた状態で進行しています。
また、そのことによって、結果的にチームメンバーの個人ブランディングにもつながるかなと。デザインを担当してくれている@OKINOchanとか、エンジニアリングを下支えしてくれている@kmnhrnとか、それぞれの得意分野での光るものと、その一通りのスキルセットは持ちあわせている一方で、今まで自己PRをしてきていないので、どの程度の技量で、どういうポジションに立っているか本人も悩んでおり、周りからもみえない状態なので、それを自分の作業をTwitterでPublicにすることによって克服し、個人ブランディングに繋げれないかと考えております。
 

以上、私の考える「tipsysはなぜ、特別なのか」でした。プロジェクトに関する情報発信は、#radyappに集約しておりますので、ぜひ今後ともお付き合いいただけましたら幸いです。
さて、ブログ書いたことによってプロジェクト崩壊、とかになったら笑うに笑えない(二回目) 
 
それでは、また。

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