閲覧者は思うとおりに動かない|直帰率を下げるための3つのチェック

2012年1月11日

webサイトの動線にストーリーを作ることはとても大切です。でも、そのストーリーも一度は検証しないとただの取らぬ狸になっている可能性もあります。

 

動線にストーリーのないwebサイトは直帰率が高い

「直帰率」というと、そのwebサイトのページを開いた後に他のコンテンツに移動しないまま離脱してしまったユーザーの数を指します。
 
直帰率が高い場合というと、せっかくユーザーにwebサイトに訪れてもらったにも関わらず、そこに用意したコンテンツの魅力を提供することができず、多くのユーザーが興味が失せて別のサイトにいってしまった状態なのです。
直帰率が50%を上回っている場合は、webサイト自体が何らかの問題を抱えている場合がほとんどです。
 
そういったことを防ぐために、「ユーザーはどうやって動くか」ということを考えることは非常に大切です。
「まずtwitterによってこのページの更新を知って訪れた人の属性はAAであり、その人はこの記事を読んだ後、次にこのコンテンツに興味を持ってくれるだろうから、そのリンクをここに用意しておいて…」といった具合です。
 
しかし、「そう動かなかった時」を考えておかないと極度に直帰率は上がります。
 

考えてはいけないストーリー

私たちが考える以上に「そう動かなかった時」というのは多いです。そうである以上、「こう動くはずっ!」と考えてはいけないストーリーもいくつかあります。
 

1.ユーザーは全ての内容に目を通すと考えてはいけない

よく言われることですが閲覧者がwebサイトを見る時の視線は「F」の形だと言われています。
 

F-Shaped Pattern For Reading Web Content

 
一番左の画像が一般的な記事を読んでいる時、中央が製品ページ、右が検索結果における視線の動きです。
これを見れば分かりますが、ページの内容を全て丁寧に読んでいる人は稀で、大体の人は読み飛ばしながら情報を獲得しています。
 
ですので、こちらが用意したリンクに気づかずにページを離脱してしまう可能性もあるのです。
 

2.別ページの前提条件を読むと思ってはいけない

1つのページに前提条件を書いてあって、前提条件を知らない人はそのページを見に来るだろうという楽観的ストーリーを描くと、大概は失敗します。
 
例えば、ある「イベントの報告」をするページを作成しているのに、どういったイベントかを書かない場合です。そのイベントへの参加者はイベントの内容を知っていますが、「イベントを知らない人は、イベントの告知ページを見ればわかるだろう」とすると、大概のイベントを知らない人は途中で興味が失せて、離脱します。
 
冒頭に、
 

先日開催した、若者によって音楽と美術を結びつけて地域の財産を作り出す試みである「◯◯フェスタ2011」(詳細は告知ページをご覧ください)

 
とでも入れておけば、そのイベントを知らない人のキャッチアップも行うことができます。
 

3.その記事に興味をもったユーザーが「次の記事」に興味を持つとは限らない

ブログ型のコンテンツでよくある、記事を読み終わった後のナビゲーションが「前へ」「次へ」しか見かけない場合です。
 
大体のユーザーはその記事には「タイトルに興味をもって」やってきたわけです。なのに、次のナビゲーションが「前へ」「次へ」だと興味の持ちようがありません。
ちゃんと記事のタイトルを提示して下さい。関連のある記事を候補で提示することができれば、理想的です。
 
 

おわりに

ほんのさわりだけの記事になってしまいました。また、10のまとめとかいって、書きなおそうかな。
意外と、ユーザーの行動に勝手な期待をもって、「こう動くはず」「きっとこうだ!」と考えている場合は多いので、ぜひ一度そういった思考の棚卸をしてみて下さい。
 
それでは、また。
 

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